ゴードン三郎、30代からサッカー始めるってよ

サッカーへの挑戦記やスポーツ、ラジオ、地域の消防団活動について綴ります。

FC東京観戦記11〜VSコンサドーレ〜

こんにちは、ゴードン三郎です。

 

昨日は北海道コンサドーレ札幌戦を現地で観戦しました。

 

雲が厚くなって雨がパラつく変な天気でしたが、日向ではもう半袖でもいい陽気ですね。

 

ちなみに味の素スタジアムは夏暑く、冬は寒いですね。

娘は夏のナイターで熱中症になりかけたことがあります。

サポーターの熱気もムンムンなので、余計湿度と温度は上がります。

 

さて試合結果は2対0の完勝でした。

 

まさに「強い!」と感じる試合内容でした。

 

前半はスコアレスドローでしたが、絶好機はありましたね。

前線でボールを奪いうまく抜けた永井選手にボールが渡りましたが、キーパーのナイスセーブに決め切ることはできませんでした。

永井選手に足元のうまさがもっとあれば・・・と感じるサポーターは多いと思いますが、永井選手の爆発的なスピードに足元のうまさが備わると、恐らくワールドクラスの選手になってしまうと思います。そこまで求めるのは贅沢かな?と小生は考えております。

 

先制点はペナルティエリアに久保選手がドリブルで侵入。ボールを奪われるものの、ボール処理のミスを見逃さなかった小川選手が綺麗に決める。

コンサのボール処理のミスの時、一瞬時間が止まったように感じましたが、小川選手集中してましたね。強いチームはこういうミスを見逃さず、きっちりとモノにします。

ナ・サンホ選手投入後、久保選手は前線に上がります。追加点の欲しいタイミングでうまく抜けて冷静にゴールを奪い、勝負を決めました。

 

コンサドーレは、復帰したチャナティップ選手がなんとか状況を打開しようと、巧みなドリブルと思い切りのいいシュート攻め込んできますが、守護神林選手の前にはゴールを割ることはできませんでしたね。武蔵選手の迫力のある攻撃もありましたが、今日も林選手は鉄壁でした。

林選手に救われた試合といっても過言ではありません。それを象徴するように、ヒーローインタビューは林選手でした。

 

小生のあくまで私見ですが、優れたゴールキーパーの要件は、サポーターをもノせるプレーができることだと思います。

キーパーは自分の・相手のサポーターの声を背に背負いながらプレーをします。

美しいセービングやパンチングでサポーターの気持ちを盛り上げ、スタジアムの一体感を作り出すことができるキーパーが、優れたキーパーではないかと思います。

強い(かった)チームにはそんなキーパーが必ずいます。

代表でいえば、松永選手・川口選手・川島選手。

彼らはピンチを鉄壁の守りで救い、サポーターとスタジアムを盛り上げ、選手の気持ちとパフォーマンスをも高めてしまう。

 

アジアカップではキーパーの育成の遅れが指摘されていましたが、足りないのはそんなスタジアムを盛り上げられるようなカリスマ性なのではないかと思います。

代表候補の中で一番そんな能力がありそうなのは、個人的には柏レイソル中村航輔選手だと思っています。

彼のキーパーとしてのスキルはもちろんですが、目力も強く、プレーの一つ一つに華があると思います。東京サポとしてはアカデミー出身の権田選手を推したいのですが、現状ではシュミットダニエル選手に次ぐ3番手といったとこでしょうか。

 

FC東京では正ゴールキーパーは林選手・第2キーパーは児玉選手。林選手は昨シーズンよりも明らかにスキルは上がっていると感じます。なによりも足元のうまさがチームの安心感と落ち着きをもたらしていると感じます。

次世代のゴールキーパーは、年代別代表にも選ばれている波多野豪選手でしょう。

彼は物心ついた時から東京サポーターで、サッカースクール・アカデミー出身の正真正銘純血の青赤戦士。197センチの長身をもち、その明るい性格も魅力の一つです。

トップチームに帯同することもありますが、現状J3が主戦場です。権田選手がレギュラーを奪ったように、彼にも大きな成長を期待します。