ゴードン三郎、30代からサッカー始めるってよ

サッカーへの挑戦記やスポーツ、ラジオ、地域の消防団活動について綴ります。

プロ野球中継に異変

こんにちは、ゴードン三郎です。

 

いよいよプロ野球が開幕。

ラジオでは野球中継は各局撤退してしまい、ニッポン放送しか中継しておりません。

 

ラジオは画像がありませんので、アナウンサーの技術でその情景がわかるように実況しなくてはいけません。

 

例えば「レフト方向に鋭い打球が飛んだ!」とか「微妙なタイミングだが判定はアウト!」など細かな描写のほか、盛り上げるための声の強弱など細かい技術が必要なのは私のような素人でも予想がつきます。

 

ただ、現在無観客の中での実況ということもあり、ベテランの松本秀夫アナも「盛り上げ方が難しい」と語っていました。

 

試行錯誤をしながらの中継でしたが、チームの方から実況の声が気になると物言いがついてしまいました。

 

まず、無観客がゆえに実況の声が響いてしまい、選手が気になってしまうとのこと、そして先述のようにラジオではテレビ以上に細かい実況が必要で、戦術的なことが相手チームに漏れてしまうというものでした。

例えば「キャッチャー内角に構えた!」とかバッターにヒントを与えてしまうようなものですね。

中継を聞いていると、松本アナから「今、チームからもう少しボリュームを抑えてほしいと物言いがつきました!」とこぼす場面も。

 

球場によって実況席からベンチまでの距離は様々なようで、神宮は特に近く、横浜スタジアムはグラウンドから実況席まではかなり高さがあり、声が漏れるということはなさそうとのことです。

 

今日日中ニッポン放送の中継を聞いてましたが、実況の山田徹アナウンサーは、まるでゴルフ中継のようなコソコソ声で実況していました。松本アナの一件もあり、かなり気を付けていることがよくわかる実況でした。まさかのニッポン放送出入り禁止になっては目も当てられないですからね。

 

選手やファンだけでなく、それをお茶の間に届けるアナウンサーも手探りな状況ですね。

今までのようなスポーツの楽しみ方にはまだまだ時間がかかりそうですね。

 

無観客ということで、ニッポン放送では独自にチャンスの時やホームランの時にはジングル(ワンポイントのメロディーみたいなやつ)を入れて中継を盛り上げるとのこと。

ちなみに競馬中継の時のゲートが開く「ガシャコン!!」という音や馬の走っている「パカポコパカポコ」という音は、生の音ではなく臨場感が伝わるようにわざとつけている音だそうですよ。