ポンプ車からの放水訓練
こんにちは、ゴードン三郎です。
先日、消防団の活動がありました。
今回は消防署の方から指導をもらう合同訓練。
テーマは「ポンプ運用」です。
ポンプ車を使って水を引き、ホースから実際に水を放出します。
火災現場で放水が必要な状況になっても、水が出せなくては困ります。
初期消火を担う消防団には重要な訓練です。
消防署署員からひとつひとつ、ポンプ車の基本的な操作の仕方、消火栓への近づき方、資機材の使い方、注意点の手ほどきを受けます。
ポンプ車から放水する水は、大きく①消火栓②防火水槽・川などの水たまり等の二通りから引いてきます。
今回はその二通り訓練をしました。
水を引いてホースから放水するという作業は単純に見えますが、引く圧力や放水する圧力を適度に調整せねばならず、まさに専門的な技術を要します。
引いた水はポンプ車を介し、ホースを通って筒先から放水されます。
放水する力は非常に強く、しっかり踏ん張らなくては吹き飛ばされてしまいます。
小生は筒先を持ち、署員の方に教わりながら放水する役目を担当しました。
筒先は捻る部分がついており、放出される水をストレートにしたりワイドな霧状にしたりすることができます。
消火の効果が強いのはストレートですが、霧状の水は熱気を跳ね返したり、煙を排す効果が強いそうです。
筒先を持つ人の判断で切り替えをするそうです。
放水の際には非常に強い圧力がホースにかかり、しっかり踏ん張らなくては吹き飛んでしまいそうになります。
先輩の補助を受けながら、きっちりと役目を遂げることができました。
九州では豪雨災害があり大変な被害が出ています。
これに限らず、日本の気候は熱帯化したことで自然災害が増加しています。
消防団はその地域の住人が担いますので、地域の細かいことまで把握をしています。
災害の際にはその機動力を活かし、地域の安全を守ります。
これから台風なども増えてきますので、気を引き締め、地域の平和を守ります。