FC東京観戦記2020-5 VS浦和
こんにちは、ゴードン三郎です。
いよいよ味の素スタジアムに観客が戻ってきました。
対戦相手は苦手の浦和レッズ。
どうにもこうにもなかなか勝てない相手。
そして橋本選手のFC東京として最後の試合です。
前節マリノス戦のいい流れで戦えるかがキーポイント。
結果は2-0の完勝!
実に浦和を迎えてのホーム戦は16年ぶりという勝利。
内容に関してもディエゴ選手が室屋選手からのクロスを相手選手がはじいたところを胸で押し込み先制。
ちょっとラッキーなところもあったけれど、先制できたのは大きい。
後半に入り、アダイウトン選手がハーフウェーライン付近でボールを奪取すると猛然とドリブル。戦車のように一人で運び、一人で決めて貴重な追加点をあげました。
浦和に攻め込まれることもなくはなかったけれど、森重選手をはじめとしたディフェンスラインは強固で浦和の攻撃をことごとく跳ね返していました。
時間の経過とともに焦る浦和は、ロングボールを前線にポンポン放り込むけれど、そんな攻撃で東京のゴールを割れるわけもなく、終わってみれば完勝といっていい内容でした。
もちろん課題がないわけではありません。
攻撃は右サイドに偏りがち。左サイドはほぼ機能していない状況に見えました。
つまり、左SBの小川選手の奮闘が足りないように見えます。もう少しアグレッシブに上下動を繰り返し、攻撃に絡んでほしいです。若手のDF中村選手は左右どちらもSBができますから、うかうかしているとポジションを奪われかねないと思います。
さて、試合後はロシアへ移籍する橋本選手の壮行セレモニーが行われました。
FC東京の橋本拳人ではなく、サッカー選手橋本拳人として、成長をしたいという気持ちのこもったスピーチでした。
確かに、このままFC東京に残留すれば、それこそFC東京の顔としてプレーができたかもしれない。それをあえてロシアという厳しい地でプレーをする覚悟は並大抵ではないと思います。
どうか海外で納得するまでプレーをし、日本を代表する選手に成長してほしいです。