ゴードン三郎、30代からサッカー始めるってよ

サッカーへの挑戦記やスポーツ、ラジオ、地域の消防団活動について綴ります。

FC東京観戦記14〜世界レベルのプレーに屈する〜

こんにちは、ゴードン三郎です。

 

6月15日、味の素スタジアムヴィッセル神戸戦を観戦。

 

我らがFC東京は久保選手を代表&完全移籍で失い、永井選手をケガで欠く。

 

久保選手に代わり大森選手が入り、永井選手に代わり矢島選手が入りました。

そしてヒョンス選手が出場停止から戻ってくるという布陣。

 

対する神戸はフィンク監督の初陣で、イニエスタ選手が怪我復帰し先発でした。

トップにはビジャ選手が構えるという布陣。

 

結果は0対1でホーム黒星。

よりによってイニエスタ選手の一撃に沈む残念な結果、、、。

 

東京はいつも初物に弱い感じですが、覆りませんでした。

 

イニエスタ選手はMFでも低い位置に構え、ボールを前線に供給。

ポジショニングいいのか東京がマークを外されているのかわかりませんでしたが、かなり自由に動いていた印象でした。そして随所に華麗なプレーで東京を翻弄。トドメにバイタルギリギリのところでどフリーの状態でクロスを受け、放たれたシュートは美しい弧を描いてゴールの隅に決められました。

一瞬の速さや柔らかいボールタッチ・正確なトラップ・相手の逆をつくトリッキーな動きなど世界の技を見せられた感じでしたね。

 

東京にもチャンスはたくさんあったと思います。

キーパーのフィードミスからの決定機もありました。

しかしゴールを決めきれませんでしたね。

 

矢島選手はなんとかチャンスをものにしようと気持ちは伝わってきました。

この日歓声が一番大きかったのは間違いなく矢島選手でした。

しかしいかんせん結果がついてこない。

 

永井選手と矢島選手はタイプは全く異なります。

矢島選手は永井選手のような爆発的なスピードは持ってませんし、永井選手は矢島選手のような高さはありません。

 

中盤の選手は前線へ永井選手仕様としか考えられない鬼パスを送りますが、当然永井選手のようには追いつけず、チャンスに繋がらない場面が散見されました。

もう少し矢島選手仕様の作戦があっても良かったんじゃないかと感じました。

 

逆に、矢島選手・大森選手の交代で入ったサンホ選手とインス選手は、有り余った体力で攻守に走り、そのハードワークでチームを鼓舞し、フィットしていた感じがあります。

 

あとはディエゴ選手の個人技頼りの攻撃が気になりますね。

ディエゴは高い位置からの守備も頑張ってますし、縦へ力強くボールも運んでくれます。

永井選手がいない分奮闘してくれていたのは、どのサポーターの目からも明らかですが、この戦い方が続けられるとは到底考えられません。

永井選手・田川選手・ジャエル選手といったFWが手薄な状況だからこそ、攻撃のオプションを増やしておきたいですね。

 

おそらく今のFC東京に必要なのは、落ち着きと自信だと思います。

どうも先制された後の慌て方がよろしくない。

全て空回りでせっかくのチャンスを潰してしまっているような気がします。

今首位に立っているのは偶然ではなく、実力です。

1点取られてバタつくのではなく、落ち着いて自信をもって戦えばいいのです。