運動会から組体操が消えた日
こんにちは、ゴードン三郎です。
今日は子供たちの通う運動会でした。
子供たちの小学校の運動は秋開催。
カラッとさわやかに天気にも恵まれ、少々暑さも感じるくらい。
最近は運動会を春開催にする小学校も増えていますが、個人的には進級したての状態で運動会の練習をするよりも、秋に開催する方が子供たちの負担は少ないのかなー、と思っています。
さて、例年この小学校では6年生は演技として組体操を行うのが通例。
ところが今年から組体操は廃止となりました。
安全性を最優先にした結果のようです。
子供は非常にがっくりしておりました。
まあ、先輩たちの姿を見て憧れていたのだと思います。
個人的には組体操で危険なのは、体の使い方を誤ること・あとはめちゃくちゃな段数を組んだりすることだと思います。
組体操で重要なのは、体の使い方だと思います。
腰の入れ方や力の入れ方をうまく工夫することで、人間の体が軽く浮き上がったりするのです。これを学ぶことが重要なのかなーと思います。
それに、失敗を通して学ぶことも多いのではと思います。
(もちろん安全性の担保は必要ですが)
さて、組体操はなくなりましたが、演技の枠自体は空欄にはできません。
そこで組体操に代わって入ったのが、「長縄」です。
東京オリンピックの興奮を長縄で表現する、というかなり無理のある設定。
しかも演技枠なので、何回飛んでも得点には反映されず。
なんか観ている方もちょっと「いっぱい飛んでどうするの?」と微妙な反応。
組体操がなくなるのは仕方ないにしても、そこで学ぶべきことは何なのか。
本質を考えて代替できる演目にしてくれるとよかったなーと思いました。