ゴードン三郎、30代からサッカー始めるってよ

サッカーへの挑戦記やスポーツ、ラジオ、地域の消防団活動について綴ります。

消防団の活動も本格化

こんにちは、ゴードン三郎です。

 

4月に消防団団員を拝命し、半年がたちました。

コロナ禍にあり、団員あつまっての行事や訓練が行えませんでしたが、段階的に訓練が解禁され、小生の団の活動も本格化してきました。

 

消防団員にとっての一番大きなイベントは消防操法大会です。

消防操法はポンプ車ホースをつないで水を出し、火点に当てて、片付けまでの流れを決めた手順で行うもの。

剣道や空手でいう型のようなものですね。

 

選手が集合し、ポンプ車に乗る手順・降りる手順、ホースを下す際の足の位置なども細かく規定をされていて、少しでも間違えるとその都度減点をされていきます。

この操法の得点を争うのが操法大会です。

市の大会から都大会、全国大会まであります。

 

団によっては上位入賞や全国大会への出場を目標に掲げ、めちゃくちゃ力を入れているところもあるようですが、それは地域差、団の考えによるところが大きいようです。

もちろんこの操法は、消防に携わるうえで重要な規律や有事の際にポンプ車から水を出すという基本的な手順が網羅されているので、きちんと一連の流れをマスターしなくてはいけません。ですので、訓練はまさに真剣です。

ただ、この操法に力を入れ過ぎて、団員の負担になり、結果団員不足に陥るところもあるようです。

 

小生の団は、きちんと水を出すことをマスターはするけれど、大会の入賞までは目指していないという考えです。まあ、団員の皆様本職を持っているわけでして、団の活動だけに力を注ぐことはできませんから、合理的現実的な考えだと思います。

 

小生は新入団員ですから、イロハのイも分かりません。ですので、先輩団員から手取り足取り教えてもらい、少しずつ学んでいきます。

また、月に一回程度、東京消防庁から教官が教えに来てくださり、そこで細かな手順など教えてもらいます。

その他、東京都の消防団には、東京消防庁が作成した専用のEラーニングサイトがあり、そこで教本の確認や学習用の動画で勉強することができます。

このEラーニングサイト、過去の大会の動画なども見ることができ、なかなか充実したコンテンツで思わず感心してしまいました。

 

何かの大会を目指し、団員で団結しながら訓練をするのは、学生時代の部活動のようで訓練といえど楽しく充実した時間を過ごしています。

何事もない平和が一番ですが、地域の安全を守るため、研鑽をしていきたいと思います。