日本サッカーが強く愛されるためのシステム
こんにちは、ゴードン三郎です。
先日「ジャンクスポーツ」という番組でJ2の特集が組まれていました。
面白くて録画して楽しみました。
サッカーを普段観ない人にはJ2というカテゴリーは、野球の2軍と認識されている方がよくいますが、2軍とは全く違います。
確かに2部ではありますが、野球の1軍2軍ほどの実力差の開きはありません。
J2から日本代表に招集される選手もいますし、実力のある選手が出場機会を求めてJ2に移籍することもあります。
日本のサッカー界はピラミッド型の構造になっていて、頂点はJ1、下部になると都道府県の社会人リーグまですそ野は広がっていきます。
つまり、新規チームを立ち上げて、地域リーグから勝ち上がっていくことでJ1まで上りつめていくことも可能です。
おらが町のサッカーチームがJリーグで戦えるかもしれないって夢があるなと思います。
野球でいうと、トップのプロリーグはNPBでそのほかに独立リーグが各地に点在しています。もちろんプロチームのリーグですが、独立リーグでよい成績を収めていても、残念ながらNPBに加入することはできません。
Jリーグの理念の一つに「地域密着」がうたわれています。
地域に密着し、愛されるために各チームでは様々な取り組みがされています。
例えば、Jリーグに参戦するには必ず育成組織をもつことが義務付けられています。
育成組織はユースチームもそうですが、子供向けの普及のためのセレクションなしのサッカースクールを開講したりしています。スクールではチームのトップチームと同じエンブレムをつけたユニフォーム着てサッカーをすることができます。
もちろんスクールからユースに進む子もいます。「スクールに通っていたあの子がJリーガーになる!」「近所のあの子がおらが町のチームの選手になる!」そんな夢やワクワクもあります。
大人向けのサッカー教室を開いてくれることもあります。時にトップチームの選手が参加してくれることもあります。
Jリーグを愛する人は、サッカーを愛することはもちろん、自分の町を愛し、自分の町を拠点に戦うチームを愛している人が多いのではないのかな・・・?
チームの成長を、自分の家族の成長を見守るような眼で見守っている方が多いのではないのかな・・・?
なんて思ったりしています。
地域で愛されるチームがある限り、日本サッカーもきっと成長を続けてくれるに違いないと小生は思うのです。