FC東京観戦記27~首の皮1枚で繋がる~
こんにちは、ゴードン三郎です。
土曜日は久しぶりに味スタでJリーグ観戦。
FC東京がアウェイ8連戦を戦い終え、ようやく帰還。
対戦相手はJ1残留争い真っただ中の湘南ベルマーレ。
監督のパワハラ問題・交代で今シーズン悪い意味で注目を集めたチーム。
観戦といっても子供の中学校説明会や塾の送迎など終わらせてから参戦したので、前半終了後に到着。
スタジアムまでの道中、ニッポン放送で生中継していたので聴いていた。
湘南先制もラジオで聴いていた。そして、背後に迫るマリノスも同時刻で戦っている。こちらは開始早々に先制。有利に試合を運んでいる。
後半はスタジアムで見ていたが、どうも東京の動きは固い。動き出しがワンテンポ・ツーテンポ遅れているように見える。
久しぶりのホーム・優勝争いの重圧か??
対する湘南はなりふり構わず走り回り、東京に激しいプレスを浴びせてくる。
ディエゴ選手と永井選手のツートップも研究されているのか、裏のスペースをことごとく消されてしまい。前線へのボール供給がままならない。
たまらずディエゴ選手はボールをもらうためにラインを下げてしまう。
しかし、永井選手は自由にさせてもらえずチャンスらしいチャンスは生まれない。
結局永井選手は途中交代。
まさかの敗戦を覚悟したが、「頼れる男」森重選手の一発で勝ち点1を拾った。
スタジアムは狂喜乱舞。惜しみない拍手が贈られた・・・。
マリノスはきっちりと勝ち切り首位は入れ替え・FC東京は勝ち点1差の2位に後退。
シンプルに東京は残り2試合勝たないと優勝はない。
勝ち点が同じになったとしても、得失点差ではマリノスにはどうあがいても勝てない。
湘南戦は当然のように勝たなくてはいけない試合だった。
終了間際の劇的ゴールで誤魔化されたように見えるが、優勝を狙うチームのサポーターであれば、ブーイングを浴びせてもいい内容だろう。
東京にチャンスらしいチャンスがなかったが、湘南には幾度となくゴール前まで迫られた。そこから放たれたシュートはたまたま正面だっただけで、内容的にはもう2点くらいとられてもおかしくはなかった。
湘南の選手の動きには迷いがなく、攻めるときには攻める・守る時にはがっちり守ることが徹底されていた。
1週間で課題の洗い出しと修正ができるかどうか。
次節は鬼門ともいえる浦和戦。
浦和はACLも戦いながらのきつい日程。リーグ戦では苦戦を強いられている。
得意とするFC東京戦はで勝ち点3を当然もぎ取りに来るだろう。
FC東京はどうも過度に浦和への苦手意識を持ち過ぎているような気がする。
個々の能力・チームとしての完成度、そしてホームで戦えることを考えても東京が浦和に負けている点は1つもないと信じている。
苦手だなんだと言っている状況ではない。
優勝するには勝つしかない。
味スタで歓喜の瞬間を迎えることはかなわなかったが、シーズンの終わりを最高の形で締めくくれるように頑張ってほしい。