実写版「耳をすませば」を観てきた
こんにちは、ゴードン三郎です。
あまり世間では話題になってはいない映画
実写版「耳をすませば」
観てきました。
夢を追いかける中学生の甘酸っぱい青春を描いた映画です。
その10年後を描いたのが今回の実写版ですね。
アニメ版をはじめて観たのが小生、中学生の時。劇場ではなく学校でVHSでみましたね。
当時、主人公たちと同じ年代だということもあり、「そんなことあるわけないだろ!」と友達と突っ込みを入れながらも、夢を追いかけ、純粋に人に憧れることの素晴らしさを描いたこの作品にドはまりしました。
さて、実写化されるという話題を聴いて、小生はもちろん「あのまま終わるからいいんじゃないか!しかもわざわざ実写化する必要あるのか??」と感じました。
まあですが、食わず嫌いもいけないなーということで劇場まで足を運んだのですが、、。
公式サイトの作品紹介に書かれている範囲の内容も交えて、小生の感想を書いてみます。
観た感想は一言でいえば、「すごくいいね」です。
メインテーマが「カントリーロード」ではなく「翼をください」になってたり、聖司くんがヴァイオリン職人ではなく、チェリストを目指しているなど設定が変わっている部分もありますが、アニメ版の完全なる続きというより、それぞれのパラレルワールドのようなまた別の世界のものと考えて観れば、全然ありだなと感じました。
例えば小生の好きな「機動警察パトレイバー」もアニメ版1期2期、映画版三作やノベライズなどメディアミックスの先駆けとして知られますが、それぞれの作品が独立したパラレルワールドになっています。
10年たっているからこその、夢を追いかけることの素晴らしさや難しさ、純愛を貫くことの素晴らしさや難しさ、社会人としての葛藤など本当にみずみずしく描いてくれていると感じました。
観終わった後の清涼感も、アニメ版と同じで実に清々しいものでした。
あえて設定を変えている意図も、個人的には納得いきましたね。
きちんとアニメ版に対する敬意も感じましたし、観ていない人にも楽しめるように作りこんでいると思います。
賛否色々あると思いますが、小生としてはとても楽しめました。
よし、自分も明日から頑張るか・・・という気持ちにさせてくれましたよ。